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           ACT栽培・・・ 完全無農薬栽培出来る
        慣行栽培・・・ 完全無農薬栽培出来ない


               この違いを考察する

                           

  
 



    
  慣行栽培法の問題点 
          
             
 
       なぜ慣行農法は残留農薬、硝酸態窒素に汚染された土壌、作物になったのか。
       日本は世界有数の農薬使用量である。
       農薬依存農業。
       これが当たり前という・・・固定観念になっている。
       この「当たり前」という問題意識の無いことが、農業な多くの場面にあり、これが慣行農業にも反映している。
       

       残留農薬。これがアフターコロナ時代における国民の健康、免疫弱体の要因一つであり、
       減農薬農業は喫緊の課題である。
       この問題を世界で初めて解決したのがACT栽培技術である。
       この技術の発明によってFree-Agiri 農法研究会の理念が達成されたものである。






            なぜ完全無農薬栽培出来ない
           


     1 慣行栽培は・・圃場は病害菌が占領、 王者菌になっている

           慣行栽培、有機栽培の圃場は、土壌病害菌、空中浮遊病害菌の「宝庫」である。
           病害菌が絶対王者菌として君臨し菌社会を構築している。
           この菌村社会に・・・
           種を蒔いたり、突然、無防備な苗を植えたりする。
           病害菌のエサを与えているようなものである。

           大自然の大地では、病害菌がエリアを支配することはない。
           大自然派の大地は完全無農薬、完全無肥料でも草木は健康で生育繁茂している。
           なぜ???
           圃場では病害虫が大繁殖するのか。


       ACT栽培技術理論
          農業は有史以前から大自然の森林、草原などを、焼き畑、開墾などによって、
          破壊して作物を栽培してきた行為である。職業にまで発展した行為である。

          大自然の森林、草原には、そこで産生される「枯れ落ち葉」「倒木」などを分解することが行われている。
          それを行うのが第一分解者である白色木材腐朽菌である。
          白色木材腐朽菌は2億8千500万年前に地球に誕生した微生物で、
          現在の地球で最大の生物である。
          大自然の地表は、枯れ落ち葉を分解できる地球唯一の菌である白色木材腐朽菌、
          この菌から進化した・・・白色木材腐朽菌の特性を具備した菌根菌が菌社会を形成し、
          この菌社会の中に植物の種はこぼれ落ち発芽し生長する。
          針葉樹林の絶対王者菌はマツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌である。マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌は
          担子菌、菌根菌でありながら「空中窒素固定」を行い松に窒素を供給する、さらに地表にソロを構築して、
          多様な微生物、病原菌が生息できないようにしている。シロには数種類の共存菌が生息するのみである。
          広葉樹のゼった王者菌は白トリュフTuber菌。子嚢菌 菌根菌で、この菌も「空中窒素固定」し、土壌微生物に
          強い抗菌性を具備している。白トリュフTuber菌は子実体を地中30㎝前後のエリアに形成することから、
          子実体を形成するには土壌中に先に生息している微生物を休眠、失活しなければならない。
          この二つの菌は白色木材腐朽菌でありながら、植物と共生するために土壌で生息、生育する特性を持つ。

          ACT技術は
            マツタケ菌 Tricholoma matsutake の特性
              1 マツタケ菌 Tricholoma matsutake のシロ形成。
              2 α-ピネン産生による害虫忌避。
              3 土壌病害菌であるピシューム菌への抗菌性。
              4 低温、高温生育(0℃でも生育)による圃場占有。
              5 土壌生息、生育。
              7 空中窒素固定
              8 菌根菌
              

            白トリュフTuber菌の特性
              1 多様な病害菌への抗菌性(土壌病害菌、葉圏病害菌)
              2 低温、高温生育(0℃でも生育)による圃場占有。
              3 土壌生息、生育             
              4 空中窒素固定
              5 菌根菌
            白トリュフTuber菌とマツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌が具備する上記の特性を使用して、
            圃場に二つの菌社会を構築することで、作物の先祖の野生植物が自生している
            針葉樹林、広葉樹林の植生を再現する。
            このようにすれば、病害菌圃場の王者菌にすることはない。
            病害菌の生息しない清浄な土壌圃場にすることが出来る。  


               圃場の主役(水田、畑)は・・・
                  マツタケ菌 Tricholoma matsutake菌
                  白トリュフTuber菌
                作物栽培する前に圃場でマツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌 白トリュフTuber菌を
                栽培する・・・ということ。 圃場の主役は二つの菌である!


      2 慣行栽培は・・・葉圏の病虫害を防止出来ない。
          
           これまでの慣行農法は葉、茎、花、果実の病害虫との戦いである。
           殺菌剤、殺虫剤の散布で予防、殺菌、殺虫を行い栽培してきた。
           2050年政府目標の炭酸ガス排出実質ゼロ カーボン ニュートラルでは、
           化学農薬50%削減である。
           農薬は「毒」である。
           この残留農薬の人体、環境への影響から、だんだん効かない農薬、散布回数の規制、
           登録抹消などで、防除が次第に困難になっている。
           気候変動下で農薬コストが年々大きくなり経営を圧迫するまでになっている。

         ACT生産技術は
           ACT技術は「減農薬栽培」「完全無農薬栽培」である。
           マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌による土壌病害菌の休眠、失活。
           害虫のα-ピネンによる忌避。
           白トリュフTuber菌による葉圏病害菌の休眠、失活。
           マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌によって忌避できない害虫は、
           殺虫剤とSmart Max Great Rayの混合で、殺虫後は速やかに毒を解毒、清浄化
           することで「殆ど農薬の含まない」生産が可能である。
           このSmart Max Great Rayによる世界初の植物体内残留農薬の解毒、清浄化技術によって、
           「減農薬」「完全無農薬」栽培が可能である。
           世界農業のフロンティア技術である。(国際特許出願済み)

           菌の世界も熾烈な領地争奪戦である。戦国時代である。
           菌社会には掟がある。
           エリアを多より早く独占した菌があれば、他の菌は休眠する。
           この掟をACT栽培技術では利用している。
           発芽、萌芽時代にSmart Max Great Ray散布により、病害菌より早く、
           土壌表面、幹、枝、茎、葉・・・に白トリュフTuber菌が生息すれば、
           病害菌は休眠、失活し、食事をしない。
           病害というのは病害菌から見れば葉などをエサとして食べたに過ぎない行為である。
           病害菌も地球上の生き物である。
           圃場で絶対王者菌として持続させれば殺菌剤使用は皆無である。

           害虫は、害虫の種類が多く、その生態も多様であることから、作物の害虫も多様である。
           ACT栽培技術ではマツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌産生のα-ピネンで、
           圃場エリアに害虫の侵入、繁殖を抑止することで防止する。
           しかし、作物と害虫の攻防戦は進化であり、害虫も子孫繁栄に必死である。
           そういうことで完全無農薬栽培出来ない場面が出て来る。
           この場面では殺虫剤を使用し「解毒」処理を行う。

             虫の嗅覚はヒトの何百万倍もある。
              犬の麻薬犬はこれを利用したものである。
              森林は・・・植物、菌類が産生する生理活性物質の芳香で満たされている。
              植物、菌類の外敵は・・・虫。これを防止するための芳香である。
              森林浴の香りは・・・人のために出しているのではない。
              100以上の芳香成分・・である。

                 圃場の主役は・・α-ピネン (野生殆どの植物が産生している。)
                     作物は産生が少なくなっている。害虫の猛攻を受ける。
                     マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌の畑の涼風ーαを散布。
                     更に、土壌にマツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌 2020sagae菌を生息、繁殖させて、
                     圃場エリアから常時α-ピネンが放散しているようにする。(マツタケ山の再現)



      3 慣行栽培は・・・圃場土壌に「エネルギー」[大地の力」がない。
   
           これまでの慣行農法の先行知見では「植物のエネルギー源は、光合成で作られた澱粉である」・・・としてきた。
           植物のエネルギーはたった一つの調達ルートとして、
           光合成をより多く「植物に行わせる」技術、資材の開発を行ってきた。
           高温で、乾燥で、曇天で、多湿で光合成を充分行うことが出来ない作物に、
           頑張れ、ガンバレ・・・いう技術、資材である。
           光合成を行うにも蓄えた乏しいエネルギーを使用しなければなならない。
           つまり、現在の農業技術には「光合成補完」技術、資材が回部である。
           作物に叱咤激励するものはあるが・・・。
           これまでの栽培法では、圃場に枯れ落ち葉と白色木材腐朽菌、菌根菌が欠落しており、
           大きな力を持たない細菌類を・・放線菌、バチルス菌、乳酸菌、光合成細菌・・・高く評価し、
           重要視して用いてきた。
           細菌で醗酵した完熟堆肥には、細菌からエサである炭素を食べつくされた「カス」であり、
           エネルギーはない。
           土壌の物理的性質を少し良くし根毛の発達を良くするが・・・光合成不足を補完するほどの
           能力はない。
           濃厚飼料をエサにした家畜排泄物の厩肥では、根毛による硝酸態窒素を過分吸収作物となり、
           曇天、多雨などの悪天候したでは、茎葉に繁茂が著しく、光合成不足が起こる。
           これまでの慣行農法の根は「根毛」で、乾燥に弱く直ぐに枯れる。光合成の原料である水分を吸収、
           調達できない出来ないことが起こる。根は栽培の「根幹である。
           

           
        ACT栽培技術では
          土壌に光合成を補完するエネルギーを具備させる。
          エネルギーを持った土壌にする。
          
           本技術は白トリュフTuber菌の下記の特異な特性を利用する。
       
          1 白トリュフTuber菌は菌根菌でありながら白色木材腐朽菌で枯れ落ち葉を分解できる
          2 白トリュフTuber菌は発酵菌でリグニンから解糖経路でピルビン酸を作る。
          3 白トリュフTuber菌は発酵で植物ホルモン インドール 3 酢酸を産生する。
          4 白色木材腐朽菌は菌根菌で土壌で産生したピルビン酸を根に供給して
            光合成を補完する。
          5 白トリュフTuber菌は作物の根をピルビン酸を吸収し作物に供給できる「菌根」にする。
         

           地球陸生の植物は枯れ落ち葉の中に自生する。
           作物の先祖の野生の植物は、針葉樹、広葉樹、草原の枯れ落ち葉の中に
           種子が落ちて発芽し生長し、枯れ落ち葉を作る。
           この枯れ落ち葉の主成分は難分解性の「リグニン」「セルロースである。
           リグニンを分解できる菌は地球上では白色木材腐朽菌のみである。
           マツタケ菌 Tricholoma matsutake も、白トリュフTuber菌も菌根菌として、
           生きている植物と共生する菌であるが、同時に枯れ落ち葉を分解できる白色木材腐朽菌の特性を
          合わせ持っている稀有な菌である。生きた細胞は分解しないという巧妙な菌である。
          
           この菌が枯れ落ち葉を分解してグルコースを作り、グルコースから「ピルビン酸」を作り、
           エネルギー源を作り植物に供給して光合成を補完して、悪条件、悪天候でも、
           健全に生育する、
      
 地表に白トリュフTuber菌と枯れ落ち葉があり、菌根であれば、光合成不足に困ることがない。

          地球上の生物は(細菌を除く)全て「真核生物である、エネルギー調達は、グルコースからピルビン酸を作り、
          細胞のミトコンドリアの「クエン酸回路」でピルビン酸がエネルギーに変換され、全てのエネルギーとなる。
          このノーベル賞の理論を、慣行農法では取り上げてこなかった。

          その理由の一つは、白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌の培養が困難で、
          農業に使用できるほどの大量培養が不可能だったからである。そのため、宇井清太が解明するまで、
          白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌の「40項目」に及ぶ多様な有用な特性が
          あることが解らなかった。
          その中で、培養が容易な実験室でも試験できる「細菌類」が重用されてきた。
          農業から第一分解者の白色木材腐朽菌が無視、削除され、更に白色木材腐朽菌の能力を持つ
          菌根菌も探索、研究されることはなかった。
          現在でも菌根菌といえば・・・固定観念のアーバスキュラー菌である。


             圃場の主役は
                枯れ落ち葉、白色木材腐朽菌、菌根菌。

                  (枯れ落ち葉がない場合はペレポスト)

          大自然では、毎年、新たに「枯れ落ち葉」が地表に舞い落ちるから、この炭素が白色木材腐朽菌に分解され、
          ピルビン酸が作られ「静かな燃焼」を行い、植物はこの燃焼エネルギーで生活する。
          慣行栽培では・・・毎年継続した「枯れ落ち葉」がない。白色木材腐朽菌も生息していない。
          菌根菌もいない。だから光合成のみで植物は生きなければならない。
          水耕栽培も同じである。(だから常にベストな環境下での栽培)

   補足理論
       本当に植物は、光合成一つのエネルギー調達で生きてきたのか???
      地球の自然は植物にやさしくはない!
     植物は、このことに・・・「もし万が一」の事態に備える「エネルギー保険」を考えなかったのか?
     「エネルギーの安全保障」に複数のエネルギー調達ルートを、本当に具備しなかったのか。
     本当に植物は光合成一つのエネルギー調達で3億年生き続けてきたのかということである。
     光合成理論が生まれ、実証確定した室内実験は約300年前である。
     この理論は「正しい」。部分的にであるが・・・。
     この理論が科学的に、化学的正しいために、有機農法の「テーア」も、無機農法の「リービッヒ」も、
     植物消費エネルギーは光合成一つであるということに疑問を投げなかった。
     それから現在まで、世界の農法は、いかにして多くの光合成を植物に行わせるかというものである。
     コンピューター制御の栽培システムも同じである。
     しかし、植物は本当に光合成というたった一つのエネルギーで、過酷な地球で生き続けてきたのか。
     植物にエネルギーの安全保障システムがなかったのか。
     光合成が不足したときに、それを補完する他のエネルギー調達ルートを・・・植物は具備しなかったのか。
     そういう疑問を、今日までなされないで来た。

     これまでの先行植物エネルギー調達理論に疑問とする知見が、菌従属植物研究から出てきた。
     近年の葉を持たないで、光合成を捨てた「菌従属植物」の研究から、
     ほとんどの植物は、光合成が不足したとき、木材腐朽菌からエネルギーを調達する
     「部分的菌従属植物」であることが解ってきた。
     植物は、光合成の他にもう一つのエネルギー調達ルートを備えていたのである。
     このルートこそ木材腐朽菌の菌糸ルートである。
     枯れ葉には1kg4000キロカロリーのエネルギーがあり、植物は木材腐朽菌と共生することで、
     光合成不足を補っていたのである。


     
     圃場に木材腐朽菌が生息していない。
     地球地表で2億8500万年の間、優占菌として支配君臨してきた地球で最も強大な木材腐朽菌を削除無視してきた。
     土壌微生物ではなく・・・地球地表に生きている枯れ落ち葉を分解できる好気性菌の「木材腐朽菌」である。
     枯れ落ち葉、植物死骸のリグニン、セルロース分解できる地球唯一無二の木材腐朽菌を、
     この主役菌を農業は無視削除・・・排除してきた。
     そして、端役の糸状菌、放線菌、納豆菌、光合成細菌・・・・醗酵腐敗菌を重用してきた。
     屋久島の7000年大王杉は、7000年間にわたり自身の枯れ葉を、株元に落としてきた。
     この枯れ落ち葉を木材腐朽菌が分解して、現在の清浄な、病害菌の生息しない地表を、土壌を作り上げてきた。
     木材腐朽菌とリグニン、セルロ―スを圃場に再現すれば「完全無農薬栽培」の道は拓ける。
     有機農法では、この枯れ葉を1mも2mも積んで、家畜の排泄物を混ぜて・・・嫌気性菌で「腐敗」させて、
     それを圃場に投入。
     糸状菌が増殖・・・それは病害菌をも増殖する。病害菌のほとんどは「糸状菌」だからである。
     木材腐朽菌は「朽ちらす」のである。
     嫌気性菌の発酵腐敗菌は「腐らす」のである。
     大自然の・・・林床は「腐敗臭」が無い・・・森林浴が出来るのは木材腐朽菌が支配して清浄にしているからである。
     例えば、屋久島の7000年の大王杉の地表は・・・・木材腐朽菌が支配しているから、
     「病害菌」が生息、繁殖できない。伊達や酔狂で巨木が生き残っているのではない。
     多くの農法があるが、どれも「屋久島の巨木」のことを説明していない。・・・説明できないのである。
     木材腐朽菌を知らないからである!
     植物工場・・・土耕栽培でも、水耕栽培でも・・・木材腐朽菌が生息していない。
     つまり、科学を取り入れているといいながら、自然科学から乖離している・・・部分的科学利用の工場である。
     だから・・・一部の作物しか作れない。・・・・「巨木」を育てることが出来ない!
     有機農法は、この大自然と・・・大きく乖離した「嫌気性菌」を用いて窒素循環栽培である。
     大自然の地表は木材腐朽菌が絶対王者として支配する「有機生態系」が構築されている。
     この地表と、畑の地表と、堆肥製造に生息する「菌の種類」が・・・別物である。
     この別物菌を使用して製造した堆肥を入れて「有機栽培」と称している!
     窒素の多いエリアで生息する菌を使用した堆肥施与では、病害菌が大繁殖する。
     細菌の放線菌には、病害菌を「根絶」出来る能力はない。
     なぜなら・・・少しの土壌乾燥で・・・休眠して延命を図るからである。納豆菌も同じ。
     カニ殻を入れても・・・土壌が表層が乾燥すれば・・・放線菌は休眠して繁殖しない。
     だから・・・培養室で理屈に合っても・・・圃場では効果が現れないことになる。
     木材腐朽菌の菌糸なら、乾燥したとき、遠くから水を菌糸が運んでくる!
     だから、森は、森林は・・・菌糸が創った。 屋久島の7000年の大王杉は木材腐朽菌の菌糸が育んだ。
      窒素多用農業と同じこと・・・つまり・・・多収穫・・・が念頭にインプットされている。
     脆弱なクチクラ層を持った作物になる。
     病害虫が千載一隅の・・・願ってもない・・・植物を作っているのが「有機農法」である。     




  4 根毛ではケイ酸を吸収できない。
     
      ケイ酸はガラスの原料。
      このケイ酸を自然界の野生植物は菌根菌と共生することで調達している。
      菌根菌の菌糸は岩石を溶解することで岩石の主成分であるケイ酸を調達して根に供給している。
      植物が共生菌として白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌の担子菌、子嚢菌を選んで、
      細菌類を選ばなかった理由は、細菌は能力が乏しく、更に菌根菌に進化できなかったからである。
      細菌は白色木材腐朽菌の「傘の下」で生きる菌従属菌であり。植物も生きるために「計算」したのである。
      エネルギーを作れない菌では使い物にならない。
      ケイ酸を供給してくれない菌では使い物ならない。

      地球は植物にとって優しい星ではない。
      紫外線、風雪、乾燥、長雨・・・高温、植物は耐えて生き続けなければならない。
      「クチクラ層」を作り対策している。
      より堅固なクチクラ層を作るには「ケイ酸」が必要である。

      実験室での植物栽培では、大自然の猛威がないから・・・ケイ酸がない状態でも植物は生育出来る。
      だから・・・ケイ酸は・・・植物必須元素16には入っていない。
      しかし、自然で生きるには「ケイ酸」は必要、だから・・・17番目の必須元素とする考え方もある。
     
     
   慣行農法でのケイ酸の説明 

       ケイ酸とは、ケイ素(Si)・酸素(O)・水素(H)の3つの元素が結合した化合物のことです。
        このうちのケイ素は地球の自然界で酸素の次に多い元素で、
        結晶化した無色透明のものがクリスタル(水晶)です。
        ケイ素を主成分とした珪砂(けいしゃ)は皆さんが日常生活でよく目にするガラスの原料でもあります
        一般的に、農業で「ケイ酸」というと二酸化ケイ素(SiO₂)のことを指しています。
       土壌中に存在している二酸化ケイ素は土壌質量の5割~7割を占めており
       、その一部が溶出し植物体がこれを吸収しています。
        ケイ酸の溶解度は低いため、土壌中溶解量は平均で30~40ppm程度で、
        作物が育つときにこのケイ酸を利用すると考えられています。

          

ケイ酸が不足する理由

    土壌成分の半分はケイ酸であり、植物体にとって不足することはないという考えが以前は一般的でしたが、  
    最近は少し違うようです。土壌中に多く存在しているはずのケイ酸が不足してしまうというのは、どういうことでしょうか。
     現在のところ可能性のある理由を以下に記載しました。どれも研究段階で定説ではないようですから参考程度にご一読ください。

  1 土壌微生物の減少

     微生物が土壌の有機物を分解して生じた腐植物質などによりケイ酸は土壌に溶けやすくなるとされていますが、
     化学肥料の過剰施肥により土壌微生物が減少し、腐植物質が生じにくくなっていることから、 
     ケイ酸が土壌に溶けていかず、植物がケイ酸を吸収できないと考えられています。

  2 作物が育つときに利用するため持出が多い

     ケイ酸の吸収能力が特に高い稲においては、土壌に残存しているケイ酸量を集計した結果、
     圃場のケイ酸の割合が少なくなっているという報告もあり、連続してケイ酸吸収能力の
    高い作物を栽培するとケイ酸が不足すると考えられています。
    稲の収量が高いと、土壌中のケイ酸が少なくなり、稲を土壌に還元せず、堆肥を使わないとケイ酸が減少していくとされています。

  3 アンモニア態のチッソ過多による根の生育不良

    三大栄養素の一つであるチッソには、アンモニウム態と硝酸態があり、
    アンモニウム態のチッソは根の発育を阻害するという研究があります。
    チッソの過剰な施肥により根の生育が十分ではなくなり、土壌中にケイ酸が存在していても植物体が吸収できないという状態に陥る可能性が示唆されています。

   以上が慣行農法で説明されている一般的な考察、理論ですが、この理論には「菌根菌」は無視、削除されている。
   つまり大自然観がない理論である。大きな誤りがある説明である
   植物から見たら・・・勘違い、的外れ・・・。

       1 土壌微生物の減少
           この理論の微生物とはどん微生物を指している???
           圃場には、大自然の森林を育成してきた子嚢菌 菌根菌、担子菌 菌根菌が・・・開墾したときから
           生息、繁殖、定住出来ない。圃場とは菌根菌が構築した菌社会を破壊した人為的作られたエリアである。
           減少では無く・・・圃場造成の当初から微生物の中の主役菌である「菌根菌」(担子菌。子嚢菌)削除されている。
           ケイ酸の分子量が大きく「根毛」では吸収出来ない。
           菌根菌の生息していない土壌での作物の根は「根毛」である。
           微生物減少ではなく・・・微生物の種類の違いである。

           水耕栽培の水にも菌根菌が生息していないから水耕栽培の根は「根毛」であり、
           ケイ酸を吸収できない。そのために水耕栽培の野菜は「柔らかい」「脆弱」である。
           この「柔らかい葉物野菜」を・・・「柔らかいから・・・美味しい」というバカバカしい表現するヒトも多い。
            
           大自然から乖離した栽培を進化した技術を評価する向きもあるが、
           やがて・・・自然の法則前に破綻する場合が多い。
 
         ACT栽培技術では
            大自然の法則である白色木材腐朽菌を「主役」にしている。
           水耕栽培の水に白トリュフTuber菌を生息させると「菌根」になる!!
           ケイ酸を吸収できる本来の根になる。

        2 作物が育つときに利用するため持ち出しが多い。
           イネ科植物の根はケイ酸を吸収できる根に進化している。
           多年草植物であるススキなどは永年ススキが同じ場所で生育、持続している。
           ケイ酸の葉が秋に枯れて、白色木材腐朽菌、菌根菌が分解する。
           ケイ酸はガラスだから、土壌に還元される。
           水田では毎年600kg米を水田から収奪する。もみ殻・・・はケイ酸の塊。
           これが収奪される。
           本来なら水田に使用される水は、山から流れる水。
           花崗岩などから溶出したケイ酸、枯れ落ち葉から溶出したケイ酸が有って欠乏することはない。
           しかし・・・・現実にケイ酸が欠乏する水でっ待って、カイカル肥料を施与する。
        
        ACT栽培技術では
           水田に白トリュフTuber菌を生息させ、メタン菌生育を抑止することで
            2050年目標の気候変動の対策を行う(メタガスは炭酸ガスより強く気温上昇させる)。
            同時にイネ病害菌防止、更にケイ酸を級できるイネに改質することで、
            暴風などによる「倒伏」を防止する。

           水田にはこれまで菌根菌が生息しいる土壌を作れなかった。
           白トリュフTuber菌は水でも生きられる菌である。
           野生の「カヤの根」は・・・・白色木材腐朽菌、菌根と共生している「菌根」である。
           イネも菌根になって居れば・・・ケイ酸欠乏は起こらない。
           水田では・・・
             もみ殻5、ペレポスト5の割合で混合し、白トリュフTuber菌を担持させて水田に投与する。
             白トリュフTuber菌がもみ殻とペレポストを分解して、ケイ酸を溶出させる。
      

           有機栽培作物の根は「根毛」である。
           有機栽培では「菌根菌」が生息していないから「菌根」にならない。
           根毛ではケイ酸は吸収できないから・・・軟弱な組織になる。
           脆弱なクチクラ層になる。
           病害虫の猛攻を受けるのが・・・有機栽培である。

          ACT栽培は大自然の炭素循環栽培であるが、同時に「ケイ酸循環栽培法」でもある。
           ケイ酸はガラス。分解消滅しないから、ケイ酸含有植物組織を白色木材腐朽菌が分解すれば、
           又は枯れ落ち葉を燃やして灰にすればケイ酸が約6から8%ケイ酸が土壌に残る。
           ACT栽培技術では、ケイ酸欠乏土壌は起こらない。
           
          水耕栽培、植物工場点滴栽培
           水槽の水に白トリュフTuber菌を繁殖させる。
           これによって作物の根は菌根になる。
           根毛は直接根の細胞にイオンで浸透するが、菌根は先ず菌根の菌糸が吸収し、
           菌根に供給する。

         畑栽培では、
           圃場にペレポストを1㎡当たり2L地表に撒く、これにSmart Max Great Ray溶液を散布。
           ペレポストを白トリュフTuber菌 白色木材腐朽菌、菌根菌が分解し、
           最後にケイ酸、フルボ酸、ヒューミン、腐植となり、このケイ酸を菌糸が吸収し根に供給する。
           大自然のケイ酸循環を圃場に再現するので、ケイ酸欠乏は発生しない。
      




        3 アンモニア態窒素過多による根の生育不良
          
           これは仮説。
           多肥料栽培によるケイ酸吸収不良との仮説考察。
           根の生育不良がケイ酸欠乏の主たる原因ではない!
           菌根菌が生きていない培養で栽培するから起こるのである。
           白トリュフTuber菌が生きていれば、アンモニア態、硝酸態」窒素を作物の根が吸収するより早く、
           白トリュフTuber菌の菌糸が吸収して、菌糸の伸長するための窒素源にして、
           土壌の窒素を消化して健全な土壌にする。
           慣行栽培の圃場には、土壌を清浄化できる菌が生きていない。
           細菌では力不足である。
           この問題は、土壌を肥沃にするために畜産排泄物を土壌に施与した場合に起こる。
           植物はあくまでも枯れ落ち葉の炭素循環で発生するエネルギーで生きている。
           排泄物の窒素は・・植物必須元素あるけれども、生長を促進させる元素である。
           植物組織を堅牢にする元素ではない。
           植物は「菌根」を作らない。
           有機栽培で未熟な厩肥を施与した場合に、こういうことが容易に起こる。
           

           ACT栽培技術では・・・
           枯れ落ち葉、ペレポストを圃場に主役として投与、そうしてもう一つの主役
           白色木材腐朽菌、菌根菌を生息させる。
           この二つで菌根を形成させケイ酸を吸収出来る根にする。
           厩肥は使用しない。
           厩肥を使用する場合は・・・土壌に混和してはならない。
           混和すれば嫌気生菌で・・・アンモニアガスを発生して根を傷める。
           畜産排泄物をし余する場合は
             畜産排泄物 50%  ペレポスト(炭素源)50%混和して、
             白トリュフTuber菌を生息させて使用する。
           このようにすると、排泄物の窒素をがいない状態で肥料にすることが出来る。
           減肥料栽培が出来る。ペレポストのケイ酸も利用できる。

           圃場の主役はあくまでも・・・白トリュフTuber菌、菌根菌、白色木材腐朽菌である。
           栽培の殆どの問題は、この菌が生息していないことによって起こるといっても過言ではない。
           植物栽培の決め手は「炭素循環」である。

             一部では・・・「細菌」を使用した「炭素循環栽培法」なるものがあるが、
             フェイク理論、栽培法である。


        補足理論   
             岩石を食べる木材腐朽菌。
                 菌糸が岩石を溶かし、ケイ酸を菌糸が吸収し植物の根に供給する


             慣行農法、有機栽培は根毛作物。 ケイ酸不足。防御組織であるクチクラ層、細胞壁が脆弱になっている。
             地球の岩石が崩壊してできた土壌の主成分は「ケイ酸」である。
             野生の植物は、これを吸収してガラス化した「細胞壁」「クチクラ層」を形成する。
             この枯れ葉、植物死骸には、多量のケイ酸が含有する。約8%のケイ酸化合物、ミネラルが「灰」と成る。
             このケイ酸化合物とリグニンで、野生の植物は堅固な「ガラスクチクラ層」
             「ガラス維管束」を作り上げている。
             クチクラ層は、植物が海から陸上に上がった時、もっも困ったのは「強い紫外線」と「「乾燥」であった。
             これから身を護るために鎧の「クチクラ層」を具備した。
             このクチクラ層が、後に病害菌、葉を食べる害虫が地球上に現れたとき、非常に有効な「鎧」になった。
             現在の圃場には「ケイ酸」が足りない。又は有っても吸収できない!
             作物には光合成が「澱粉」が足りない。
             窒素は多量にある。
             このために、クチクラ層が発達できない。弱い葉、茎が出来上がる。
             病害虫から見れば・・・棚からぼた餅・・・である。
             エネルギー不足は弱い組織を作るから、例えばイチゴでは3月になる吸汁害虫が激発する。
             うどん粉病が大発生する。

             屋久島は花崗岩の島である。この花崗岩を木材腐朽菌の菌糸が風化させる。
             一年間に400日雨が降ると・・・形容される日本列島で最も雨量が多い島である。
             当然日照量が少なくなる。
             それでも・・・多様な植物の宝庫である。
             多量な雨水は花崗岩からケイ酸を溶融させる。
              このケイ酸を屋久杉は吸収し堅固な組織を作り上げている。
             屋久島の杉が1000年以上も風雪に耐えて生き続けているのは、堅固な細胞を持っているからである。
             「ケイ酸によるガラス化細胞」と光合成+もう一つのエネルギー調達で作る堅固な身体である。
             圃場に、これを再現すれば「完全無農薬栽培」の道は拓ける。
             植物が菌根菌と共生する理由の一つに「ケイ酸」調達という病害菌対策があったのである。

             屋久杉が7000年生きているということは、7000年間、地表に枯葉を落とした歴史である。
             しかし、地表には枯葉など堆積していない!
             白色木材腐朽菌が分解し、炭素からエネルギーを産生し、8%ほどケイ酸を土壌に返還。
             屋久島の20㎝にも満たない土壌は、白色木材腐朽菌と雨と枯葉で作ったものである。

             病害菌がス足できない土壌になっている。
             白色木材腐朽菌が絶対王者菌として君臨している土壌地表。

      
           
         
      5 慣行農法圃場には「土壌浄化能力」が無い。
       

            自然の多年草植物は芽生えた場所で永年生き続け無ければならない。
            日本列島の多年草植物の絶対王者は屋久島の縄文杉、大王杉である。
            1000年から7000年同じ場所で生き続けている。各地の巨木、原生林・・・カタクリも同じである。
            植物は「老廃物」を必ず産生する。
            大王杉は7000年も同じ場所に老廃物を出し続けた。
            なぜ、同じ場所で生き続けられるのか。
            木材腐朽菌の菌糸の優れた「分解能力」が、老廃物を分解している。
            「猛毒のダイオキシンをも分解する。
            アロレバジー物質を持つイチョウの葉を無造作に分解できる。
            原生林に流れる谷川に水は・・・清流で・・・飲める!
            原生林の林床には「腐敗臭」が無い。森林浴が出来る清風である。
            白色木材腐朽菌の分解浄化能力である。
    
            堆肥は臭い。畑の土壌は臭い。
            この匂いを害虫は感じて・・・寄ってくる!
            害虫は、そこに・・柔らかい葉があることを知っている。
            土壌病害菌、軟腐病菌も窒素の含んだ水が大好きである。
            慣行農法のハウスには発酵腐敗臭がある。
            圃場には、ハウス内には「白色木材腐朽菌」が生息していない。
            土壌には老廃物質、窒素化合物・・・が残留する。
            これを「細菌」では分解、清浄化出来ない。
            細菌の生息している水、土壌に「菜種油粕」を施与すると、猛烈な腐敗臭が発生する。
            作物残渣を投入すれば、腐敗臭が漂う。

            腐敗臭のある圃場では、病害虫が大発生する。
            

        ACT栽培技術では
           針葉樹林、広葉樹林の林床。そこには枯れ落ち葉、倒木など(リター)が堆積している。
           しかし・・・腐敗臭はない!。
           α-ピネンなどの匂いのエリア、土壌になっている。
           菌糸体の匂いの土壌になっている。
 
           ACT栽培技術は、白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌で、
           腐敗臭の無い、発生しない土壌、圃場にできる

           白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌が占有している土壌に
           「菜種油粕」を施用(地表に)しても、全然悪臭は発生しない。
           白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌は、
           腐敗臭を発生させる嫌気性細菌を「休眠」「失活」させるからである。
           静かに「解糖」して炭水化物はグルコースにする。窒素はエサとして食べる。
           最後に、白トリュフTuber菌の菌糸がオーファジーしたとき、
           菌糸体のアミノ酸、遊離アミノ酸が窒素肥料となる。
           菌糸体のキチンは放線菌のエサとなって土に還えるり、菌の村社会が構築される。
           



       6 慣行農法は「堆肥」の作り方が間違っている

             慣行農法、有機栽培の「堆肥」の作り方が、自然の法則、摂理と乖離している。
             このことが大きな意味を持って、環境変化、病害虫の発生、連作障害、
             土壌の劣化・・・などなどに深く関与している。

              慣行農法の堆肥作りは(厩肥も)、ワラ、草などを2m、3mも高く積んで、踏み固めて、
              酸素が入らないようにして、窒素を投入している。
              このようにすると1週間もすると熱(醸熱)が発生する。
              この熱は嫌気性細菌、腐敗菌が炭素源をエサに食べて発する熱である。
              これを「切り返して」温度を下げ、又高温になれば「切り返し」して
              温度を下げて・・・これを繰り返すと・・・・最後に「白色木材腐朽菌」が発生し
              白い菌糸を伸ばし・・・完熟堆肥になる。

              ここで問題になるのが・・・最後に「白色木材腐朽菌」が発生するということである!
              大自然界ではワラ、枯れ落ち葉に最初に生息するのが白色木材腐朽菌である。
              嫌気性細菌の後に白色木材腐朽菌が発生ということは自然界ではアリエナイ現象である。

              自然界では、草が、ワラが2m、3mも固く堆積するということは、
              地球上何処にもない。濃度の高い窒素溶液もない・・。
              まるで、自然界の枯れ落ち葉の分解、菌の生態系が異なる方法で堆肥を作っている。

              菌根菌のことなど全然考えないで堆肥を作っている。
              これを施与した圃場、土壌は自然界の土壌では無い。
              菌根菌が生きていないという欠陥堆肥である。
              
              嫌気性細菌で作った完熟たい肥と、自然が白色木材腐朽菌で作った「腐植質」とは、
              似て非なるものである。

         ACT栽培技術の堆肥作り
              
               15から20㎝以上の高さに堆積しない。
               酸素が中まで入る固さにする。
               湿度は「オシボリの湿度」にする。
               表面に「菜種油粕」を1平方m当たり2Lパラパラ撒く。
               Smart Max Great Ray30倍溶液 白砂糖5g/1L,,尿素1g/1Lを散水する。
               アルミシート被覆する (湿度保持)。

               白トリュフTuber菌は0℃から60℃で生育。
               表面に菌糸体が一面に白いコロニーを形成
               (冬季間は約10から20日で完成。高温期は約7から15日で完成する。)

                この堆肥は超未熟堆肥である。
                しかし、ピルビン酸を作る「炭水化物」が多量にある。
                白トリュフTuber菌が生きている。
                これを、圃場表面に土壌が見えない程度施与する。
                 Smart Max Great Ray30倍溶液 白砂糖5g/1L,,尿素1g/1Lを
                10a当たり300L散水する。
                この施与によって土壌に白トリュフTuber菌が大繁殖し、
                大自然の土壌を再現する。
                白トリュフTuber菌が生息する土壌では、病害菌が忖度して「休眠」する。
                ピシューム菌の土壌病害であれば、白トリュフTuber菌の代わりに
                マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌、畑の涼風ーαを同じように
                白砂糖、尿素を添加して潅注する。

               白トリュフTuber菌も生き物。
                エサが無くなれば活動できない。
                ACT技術では、エサとして30日間隔で白砂糖溶液を土壌に潅注する。(国際特許出願済み)
                この処理によって白トリュフTuber菌が常に圃場の絶対王者として定住し、
                病害菌を「休眠」させて活動休止させる。
                病害が発生しない圃場、土壌にすることが出来る。

                この処理によって「除草剤「残留農薬」「滞留硝酸態窒素」を解毒、清浄化する。
                更に「土壌線虫」の生息しない土壌にすることが出来る。
                  ## 土壌線虫は連作、硝酸態窒素過多の土壌で大繁殖する。
                      窒素循環環境の虫である。




        7 慣行農法では連作障害が発生する。

               連作障害は大きな問題である。
               しかし、大自然界では「連作障害」は起こらない。
               屋久島の大王杉に連作障害が起こったという・・・話は効かない。
               自然界に生きている多年草植物は(樹木も多年草植物)、芽生えアた場所で永年生き続けなければならない。
               植物は移動できない。
               良い土地を求めて・・・転居などできない。植物の絶対の宿命である。
               しかし、農業のような「連作障害」の問題は殆ど無い。

               連作障害は、単一作物を同じ農法で永年栽培した場合に起こる人為的な生里障害である。
                 1 特定の土壌病害菌の定着 (線虫などもある)
                     毎年エサがあれば・・病害菌は定着する)
                 2 特定の微量要素の欠乏
                      作物の種類で好きな微量要素が異なる。
                 3 土壌の物理的、化学的劣化
                     根の有機酸などによるPHの変化、粒子の変化、保水性、排水性が変化する。

              輪作したり、完熟堆肥を入れたり、微量要素資材を施与したり、微生物を投与したり・・
              行っているが、連作障害、土壌病害による生育不良を防止できない。
              なぜか??
              現在の慣行農法には、大自然の枯れ落ち葉の菌根菌 白色木材腐朽菌による
               「炭素循環」が欠落しているからである。
              大自然の林床の土壌は、枯れ落ち葉を原料にして、白色木材腐朽菌が永年かけて作り上げたもの。
              ここを開墾して作物を栽培するということは、土壌のイイとこどり、収奪である。
              その罪滅ぼし???で、畜産排泄物、堆肥、化学肥料を入れて、元通りの土壌にする???
              ことを考えるが、元の菌、菌根菌は、一度破壊されると復元できない微生物である。
              マツタケ山が破壊されると、再生することは殆ど不可能で、日本のマツタケは衰退の一途を辿っている。
              これと同じことが圃場でも起きている。

           ACT栽培技術では
              針葉樹林の王者菌 マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌、広葉樹林の王者菌 白トリュフTuber菌菌糸体の
              大量培養に世界で初めて成功した。
              この成功によって、世界で初めて圃場を人為的に森林の林床土壌の再生可能になった。
                1 ペレポストを圃場の地表に投与する(枯れ落ち葉のように)
                2 白トリュフTuber菌を生息させる(Smart Max Great Ray散布)
                3 定期的に白トリュフTuber菌のエサとして白砂糖水を潅注する。
              初年度は以上のように行う。
 
              二年目以降は、ペレポストを補足する。
              二年目になると、白トリュフTuber菌がペレポストを分解しリグニンからブドウ糖を作り、
              エネルギーを持った半土壌化している。
               白トリュフTuber菌が「空中窒素固定」している。
               ペレポストには微量要素、生理活性物質が含有しており、これが土壌に滞留する。
               白トリュフTuber菌は多様な土壌病害菌を休眠させる。線虫を食べる。
               白トリュフTuber菌 菌根菌の菌糸が「外生菌根菌」であるから、根の細胞に菌糸を伸ばし、
               分解、産生した窒素、リン酸、カリ、微量要素、生理活性物質、ケイ酸、ピルビン酸、
               植物ホルモン インドール 3 酢酸、水分、酸素を根に供給する。

               毎年、ペレポストを補給することで「いやち」「連作障害」が起こらない健康な土壌にすることが出来る。
               自然界の炭素循環、土壌浄化を、白トリュフTuber菌 菌根菌。マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌 菌根菌、
               ペレポストによって、自然界では50年、100年を要する土壌を、人為的に数年で完成出来るようになった。
     

              
      8  慣行農法では作物体内の残留農薬、土壌残留農薬を清浄化出来ない

             日本のの農業は農薬漬け栽培である。世界の中でも農薬使用量が最も多い。
             これは日本国民の感性で、清潔、綺麗、見た目が美しい・・・こういうことが野菜、果物、コメにも要求される。
             こういうものでないと市場性がない。
             それで「虫食い」の有機農法作物は売れないことになる。
             農薬依存農業は、栽培者は「伊達や酔狂」で行っているのではない。
             止むにやめられない現実である。
             消費者は・・・いつも身勝手。
             綺麗な野菜、果物に・・・残留農薬のない安心安全を求める場面が多くなった。
             しれで・・・高いという。
             安いことが良いこと善である。イイものを安く生産する会社がイイ会社と評価される。
             そういう風潮の中で、日本農業は苦悩する。
             
              その一つの要因に・・・使用した農薬を清浄化出来ないという現実がある。
              生育中の、収穫後の作物の組織内に残留した「毒」を解毒して、清浄にする技術が開発され無かった。
              農薬登録「残存成分」の項目。
              180日後の土壌に残留した農薬成分はは50%減少であれば良い。
              この土壌残留減少は、土壌細菌によるものが主であり、残りは降雨、自然減少である。
              180日間に農薬散布する、冬季間は細菌は分解しないから、秋に散布した農薬は春まで分解されないで残留。
              これに、春に農薬散布するから・・・だんだん土壌残留農薬濃度は高くなる。
               登録試験では25℃の実験室で行うから日本列島の「冬季間」の分解は想定されていない。
              農薬業界では、多様な試験に合格したものが登録農薬となっているので、人体に安心安全と説明する。
              しかし・・・・
              医薬品では、動物…最後に人間で試験する。だから相当安心できる。
              コロナワクチンでは世界のヒトで治験した・・・・。
              しかし、しかし、しかし・・・・
              農薬は基本的に「毒」だあるために・・・ヒトでは「試験」出来ない! ・・・しない!
              試験は・・・モルモット、ラット、コイ、フナ、メダカ、ミジンコ、などで行い安全性を確かめている!
              ヒトのデーターは皆無。
              それも「急性毒性検定」である。
              永年摂取し続けた場合の検定は不可能だから出来ない、行わない。
             
              ここが、残留農薬、農薬に不信感を持つ原因である。
             
              農薬メーカーは「農薬解毒剤」を開発しない。
                 
             現在の慣行農業は、「農薬の解毒技術」が無い中で、登録農薬を使用して、県が定めた用法、
             回数、希釈で行っている。残存農薬の分解消滅は自然に任せる・・・。
             しかし、土壌残留農薬は次作作物の根から吸収され、作物組織に残留する。
             そいうことで残留農薬は・・・消滅することはない。
             除草剤も同じである。


        ACT栽培技術では

            当農法 宇井清太が世界で初めて栽培中、収穫作物の組織内の残留農薬の分解、清浄化技術を
            発明した。(国際特許出願済み)
            ACT栽培技術は、この新規な革命的な解毒、清浄化技術を用いて、残留農薬を行い、
            安心、安全、安価、安定供給が出来るようになった。
            白トリュフTuber菌培養懸濁液 Smart Max Great Rayの葉面散布、溶液浸漬で、
            検出出来ない濃度まで殆どの農薬(金属、岩石系を除く)の清浄化出来る
            そして生まれた農産物は
            農産物の最高ブランド として、生産、供給出来る。
            
            又、この技術は牧草のエンドファイト毒も清浄化できる。


            土壌残留農薬の分解、解毒は、
             ランドアップはモンサントは、シキミ酸径路と関係ない土壌細菌によって分解されるとしている。
             しかし、この細菌は日本では秋になると休眠する。秋に散布したものは全然分解されないで残留する。
             これまでの果樹での例では、11月「ブドウ」「さくらんぼ」に処理した場合は、
             翌年・・花房が発生しない。サクランボでは結実しない・・・収穫皆無になった。

             こういう問題が発生する土壌残留農薬。解毒する必要がある。

                白トリュフTuber菌を生息させたペレポストを地表に1㎡当たり2L撒く。
                   春、夏、秋・・理想的には3回処理することが望ましい。
                   白トリュフTuber菌の菌糸が土壌50㎝程度の深さまで伸び、多様な酵素が分解する。 

            イネでは・・
               刈り取る7から10日前にSmart Max Great Ray30倍の散布によって、
               籾の残留農薬を殆ど解毒清浄化できる。
               酒米では、雑味をも分解するので、サラサラとしたコメが出来る。
               精米時に削る%を少なくすることが出来る。
               又、飼料米では・・もみ殻の残留農薬を分解するので、安心安全は米を飼料にすることが出来る。    








         9 慣行栽培は光合成不足を補完出来ない

           
気候変動が激しくなっている。
                 この気候変動で最も大きな影響を受けている作物。
                 直ぐに「光合成不足」が起こって、生育不良、生産減少。
                 世界的な食糧不足が危惧される時代になった。
                 現在の農業技術には・・・光合成をより多くする具術の開発に偏っている。

                 曇天、高温、乾燥に直面して光合成を充分行うことが出来なくて、
                 満足に呼吸作用を行えない、紫外線で傷んだ細胞を夜間に補修するエネルギーが無い。
                 根毛の生え変わりするエネルギーが無い、
                 生長ホルモン インドール 3酢酸を生産する澱粉が少ないために生長できない。
                 ペクチンを作る澱粉が少ないために「軟弱果実」になっている。
                 着色するためのアントシアン、ポリフェノール産生するための澱粉がないために着色不良、
                 澱粉が少ないために「香り」がうすい。
                 ・・・・果実が小さい
                 ・・・・糖度が低い。
                       品質低下。

                 つまり「速効」で・・・光合成不足をカバー、補完する技術がない。
                 植物活性剤、バイオスティミュラント剤では・・・速効でカバーできない。
                 それほどまでに日本列島は・・・災害列島、光合成不足列島になっている。
                  高温化は・・・産地の移動、品種の交換まで考えないといけないところまで進行している。
                  これまで、農業技術では「真核生物」である作物の「解糖」によるピルビン酸 エネルギー産生が記述されたことはない。
              光合成で作られた澱粉が、どのような経路で作物の生長、活動に利用させるかを示して来なかった。
              天気悪かったから・・・品質が悪い・・・
              そんな程度で言い訳してきた。

  
               
             
 ACT栽培技術では
                 光合成不足の速効対処ではACT技術の独壇場である。
                 処理24時間後で効果を現す!
                 なぜ超速で効果を現すのか???

                 白トリュフTuber菌醗酵で、ピルビン酸が産生されることが解り、
                 大量にピルビン酸含有のSmart Max Great Rayを生産できる製造法を開発した。
                 この開発によって全世界の圃場に供給可能となり、地球環境変動による光合成不足、
                 栽培管理の不適による光合成不良を超速で補完出来るようになった。
 
                 作物に光合成不足が見られた時、直ちにSmart Max Great Ray30倍希釈液を葉面散布。
                 3日後に再度散布。更に7日後散布。
                 これによって葉圏の病害菌を休眠、失活させて減農薬出来ると同時に、
                 葉の細胞にピルビン酸が5分程度で浸透して、細胞内のミトコンドリアのクエン酸回路で
                 エネルギー返還され利用される。
                 作物は、自身で行う光合成の澱粉と、このピルビン酸の追加によって、
                 光合成不足を解消して、充実した生活をすることになる。
                 光合成不足を見事に解消できる。
                 まさに気候変動時代における作物の救世主である
(国際特許出願済み)
                

    


      10 慣行農法では「減肥料栽培」は不可能である。
          

            日本政府は2050年までに「化学肥料40%減」を図り、化学肥料生産における炭酸ガス排出削減を

            行うことを目標に掲げている。
            しかし、非減肥料で生産量が落ちない品種は、簡単には作ることが出来ない。
            現在のお栽培品種は、多肥料、多農薬を全体に育種されたものである。
            肥料を減らすと即減収する。

            そういうことで、化学肥料を使用しない場合は、多くの場合、畜産排泄物の窒素を用いることをになる。
            化学肥料も、畜産排泄物、有機質肥料も、最終的にはイオン形態になり作物に吸収される。
            この栽培では、病害菌圃場、硝酸態窒素残留圃場となることに変わりはない。
            有機栽培では、有機質肥料が良くて、化学肥料はダメとしているが、
            作物の根毛からすれば・・・同じものと見ている。
            

          ACT栽培技術では
            本当に「減肥料栽培」が可能である。
             その理由は、白トリュフTuber菌、マツタケ菌 Tricholoma matsutake 菌共に根粒菌と同じように
             「空中窒素固定」を行う菌であることが宇井清太によって、世界で初めて発見された。(国際特許出願済み)
             更に、白トリュフTuber菌と根粒菌を共存させることで、更に多くの空中窒素固定出来る。
             根粒期には夏型と冬型があるが、両方を土壌に生息させることで、多様な作物で減肥料栽培可能である。
             リン酸、カリ肥料は、圃場に「ペレポスト」を投与することで、ペレポスト由来のリン酸、カリにより、
             殆ど施与する必要はない。
             
             白トリュフTuber菌に菌糸体がオートファジーしたとき、菌糸体のアミノ酸、遊離アミノ酸、トリフトファンが
             窒素肥料となり、空中窒素固定と菌糸体由来の二つの窒素で、大幅な減肥料栽培が可能になる。


      11 慣行農法には「決めタマ」が無い

            現在の巻農法は、考え方も、技術も、資材も全国皆同じ。
            つまり、これは農業村社会で全国隅々・・津々浦々まで普及しているということである。
            先進地視察。・・・イイとこをパクる、盗む・・・。
            そうして普及したものである。
            そういうことであるが・・・市場では「産地間競争」。
            近頃まで・・・知的財産というものが農業には無かった。
            一番最初の知的所有権という思考が出たのは「蘭界」である。
            本屋さんたちは・・「著作権」とイイながら・・・農業のことを書くときは・・・知らんふりして著作権無視記事。
            執筆者には著作料など僅か・・・。

            そういうことで、農産物に「決めタマ」がない。
            通販でも「朝摘み」「EM栽培」「有機栽培」「農薬節約栽培」・・・・程度。
            この産物を使用した6次産業の加工食品も大同小異。
            「差別化」が・・・ほとんど出来ない。
            だから、イチゴの「あまおう」のように「エリア限定生産」という戦略程度。
            本当に素晴らしいものなら・・・・全国制覇栽培、全国制覇販売、消費が・・・であるが。・・・・
            野望が・・・小さい!
            ・・・・
            業界内部からは革命的なものは生まれない。



         ACT栽培技術は・
            8件の特許出願した世界初の技術で構築している。
            この新規発明で生産した農産物、加工食品、飼料は・・・・e-4A ブランド。
            安心安全、安価、安定供給の4A。
            「完全無農薬」「農薬を殆ど含まない・・・」
            現在の農産品で、これが最強のブランドである。

            これまで、農業に・・・こういう革命的な技術も、農産品もなかった。
            だから・・・「ブレイク スルー」出来なかった。
            農協の下請け、孫請け生産農業である。
            農協の理念で・・・就職した職員などひとりもしれない。
            別な「商流」を模索しても「決め球を持っていないから出来なかった。
            ACT技術、清麗ブランドが生まれたので・・・・別な景色を作ることが出来る。

            



       

     
       ACT栽培技術は2050年政府目標のカーボン ニュートラル農業に合致した技術であり、
        これ以上の農法は開発されないであろう。
        
    
    


 

      






   
     
    
    
    
 

    

     
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                                                        (有)最上蘭園